LIFE LOG(ここにはあなたのブログ名)

タクシーで社会復帰できた元高齢ニートのブログ

首吊り10秒前くらいのギリギリのところですんなり社会復帰できました。

退職した元同僚が日本一楽に簡単に稼げる夢のような仕事に就いていた

数か月前、同僚ドライバーが会社を去っていった。 人間関係がドライなこの職場にあって、周りから慕われ、顔も広いという奇特な人だった。 そういうタイプの人は労働組合の役員に推されるなどして、古参への道を歩んでいくのがパターンだったので、僕はこの…

サラリーマンのコミュニケーションを取られるとギョッとするし懐かしくもなる

「昼勤の方ですか?」隣には精悍な面構えの男性。 早朝でまだ頭がぼんやりしていたので、話しかけられるまでその存在に気が付かなかった。 知らない顔だ。 歳は僕より一回りは上だろう。「随分お若いですよねえ。あ~、やっぱりそうですかあ。いいなあ、お客…

タクシー運転手という仕事でストレスを溜めるのは難しい

その夜、僕は意気揚々と営業所へ帰還した。 総営収56,000円(税込)。 タクシーメーターには"東京タワー → 日光"の片道運賃と同じくらいの売上が記録されている。 我ながら驚異的だと思った。 営業したのはタクシー需要が少ない午前8時~午後6時にかけての10時…

Googleマップはタクシー運転手の専門スキルを過去のものにした

第一志望大学の入試前日、僕は遭難した。 歩けども歩けども目的地にたどり着けない。 EZナビウォークがお寺の壁をよじ登らせるデタラメなルートを新たに示したとき、歩き始めてからすでに3時間が経過していた。 生まれついての方向音痴は自覚していた。 だか…

引きこもり支援業者の横暴が放置されてる世の中って異常じゃね?

僕はニートや引きこもりに対して怒りや敵意を抱いたことがない。 社会のレールに乗っていた時期から今に至るまで一貫してそうだ。 軽蔑すらしなかった。 もちろん、同属をわざわざ攻撃したくないという心理も働いている。 自分がニートや引きこもり側の人間…

リクナビを駆使したこんな会社探しで無事に一次面接17連敗

新卒時、僕は就職活動に成功した。 いや、成功なんて表現は大仰か。 とりあえず、就職留年せずにどうにか内定を確保できた。 就職氷河期の真っ只中だったことを考えれば、我ながらよくやったと思う。 大学4年の秋になってもリクスーを脱げずにいるクラスメー…

たった4分の面接で長期ニート生活は幕を閉じた

これまでの人生において僕が一番頭を使っていた時期。 それは受験生時代でも、サラリーマン時代でもなく、間違いなくあのニート時代だった。 脳ミソをオーバーヒート寸前まで回転させ、有り余る時間を使い尽くしていた。 家からほぼ一歩も出ずにだ。 一発逆…

コミュ障の僕でも問題なく務まる世にも奇妙なタクシー業界

ニートからタクシー運転手へと舵を切るにあたって不安がないわけではなかった。 というか、不安しかなかった。 なにせ、この仕事に関するネガティブ情報が世の中に溢れすぎていた。 タクシー運転手への暴行事件が年に一度はワイドショーで取り上げられ話題に…

約10年もニートをしていたけど社会復帰はあまりに簡単だった

「あの地獄のようなニート時代は悪い夢だったんじゃないか」 そんなふうに思うことがよくある。 のべ10年弱もニート生活を続けてしまった僕が、ある日突然、生活自助できるようになり、今日まで楽しい日々を過ごせている。 なんの努力もせずにタクシー運転手…